町役場の駐輪場脇にモニタリングポストがあって、
その表示される数値があまりにも酷いらしい。
調べると半年前の5月25日に設置されている。
それなのに、役場に行く用事があっても
全然気づかないままだった。
福島県のモニタリングポストは
随分低い数値が出ると話題になっているけれど
まさかそれと同じ物がわが町にあったとは・・・
じゃぁ、見学に行って来よう。

成る程、これは酷い。
0,104μSv/hと0,144μSv/h、28%も低い!
内閣府原子力災害現地対策本部は7日、東京電力福島第1原発事故を受けて、文部科学省が福島県や近隣県に設置した675台の「可搬型モニタリングポスト」全てが、実際よりも約1割低い空間放射線量を測定していたと発表した。検出器の隣に設置したバッテリーが遮蔽(しゃへい)効果をもたらしたとみている。同省はバッテリーの位置をずらす改修工事を来週にも始め、来年2月末までに終える予定。(毎日新聞11月8日)
何が1割よ!
本当に1割なら誤差の範囲、
揺れの範囲と見逃せたかもしれないのに。
「政府が設置したモニタリングポストでは放射線量が一貫して過小評価されていた」と、
グリーンピースの放射線専門家、リアナ・トゥール(Rianne Teule)氏は述べ、
一部の放射線測定器については周囲の金属やコンクリートの構造物が放射線を遮断していたと付け加えた。(グリンピースの報告)
多くの人が文部省の悪意を指摘していたのに
半年以上黙殺して来たのか!
放射能対策室に寄って話を聴いてきた。
「低すぎますよねぇ~
設置当初から差がありすぎました。」
それでいながら文部省に意見を言った形跡は無いし、
住民への説明も一切無かった。
改修の時期も不明らしくて、何もかもお上任せ。
この半年間、このモニタリングポストで
住民に安心感を与えたよね?
そして何の手も打たず改修までこのままなのよね?
あきれ果てるとはこの事だワ。溜息です。