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WBC検査

先日9日の満月の日以外、どんよりした曇り空ばかりが続いている。

何ともすっきりしない日々、


きの子


こんな空の下では真っ赤な花が良く映える。
(名前が可哀想だけれど)

そしてあんなに探し回ったススキもたったの1週間で
至る所に穂を出している。

今年の仲秋の名月は早すぎたね。



先日東北、関東の汚染プルームの事が
報道されたばかりだけれど、
何を今更、と誰もが感じたはずで、
被爆を心配している人は多い。

そうした方達が自主的にWBC(ホールボディカウンター)を受けるのだけれど、
中には機械に対する知識の無いまま杜撰な検査を行い
かえって心配が増すケースがあるらしい。

それについて小出裕章先生が見解を発表されたばかりなのに
もう削除されたかリンク切れになっていた。

幸いコピーを残してくださった方がいるので
ちょっと長いがそのまま転載した。




(前略)

その1週間後、4月20日(日)には、代々木のオリンピックセンターで、日本旅行医学会の公開講座があり、それに出席した。その時、若い女性から声を掛けられ、食べ物には十分に注意を払ってきたのだが、人形町での測定で、三百数十ベクレルのセシウムが検出されたと聞かされた。私は椅子型ホールボディカウンタを知っていたし、その種の測定器でその程度のセシウムを検出することは大変困難だと思っていた。そのため、その時には、たぶん測定が間違っていると私は思うと答えた。それでは、人形町で測定を続けている方々に対して失礼になると思い、翌日、人形町で行っている測定についての問い合わせを行った。

6月の下旬になってようやく、使用しているウクライナ製ホールボディカウンタの性能表や、測定場所のバックグラウンドスペクトル、被験者のスペクトル、そして測定結果などが送られてきた。しかし、そのスペクトルを見た限り、少なくとも低レベルの被験者のスペクトルの場合には、400チャンネル付近に現れるはずのセシウム(Cs-137の662keV)のピークは存在しておらず、370チャンネル付近に大きなピークがあった。そのことでまたやり取りをし、測定器を提供しているウクライナの会社の代理店の人から、私が指摘した通り、「370チャンネルにピークがありますが、Cs-137のものではありません」さらに、そのピークはこれまた私が指摘した通り、「370チャンネル付近のピークは610keVのBi-214など、原発事故と密接な関係がない核種によるものです」という回答であった。そして、「セシウム137の位置をスペクトルの中で確認できるように、Cs-137は400チャンネルの位置にあります」と回答された。たしかにCs-137線源を用いた測定でのスペクトルには紛れもなく400チャンネル付近にCs-137の明瞭なピークがあるし、体内セシウム保有量の多い被験者のスペクトルには、370チャンネル付近の大きなピークの肩400チャンネル辺りに小さなふくらみが見えないわけでもない。代理店担当者の回答によれば、「Cs-137の数値は、400チャンネル周辺で計算され数値化されております。遮蔽係数、体重などから自動的に計算された数値が表示されております」とのことであった。被験者の体内に存在するCs-137を定量するためには、被験者の測定スペクトルからバックグラウンドスペクトルを減算しなければならず、問題は、この「自動的に計算された数値」にある。ところが、この減算の仕方については人形町の人たちは知らないとのことであるし、業者も教えてくれないのだという。

私は長い間科学に携わり、放射線測定も行ってきたが、計算方法も分からないで導き出された業者の解析結果を信用することなど、もともとしてはいけない。その旨も人形町の方に伝えた。彼らは、他のホールボディカウンタのどのメーカーも解析の詳細を教えないのだから、自分たちの所も、それでよく、自分たちはウクライナでの実績を信用しているとの立場であった。しかし、特に、今回の測定は生身の被験者が関わっていることで、自分で解析方法が分からないような結果を被験者に渡すこと自体が私から見れば論外である。自分で解析しないのであれば、せめて自分で納得できるまでとことん業者から説明を受けるべきだと思う。その上、人形町での測定結果は「体内量」が何ベクレルという値だけが表示される。放射線測定は統計現象を扱っており、必ずばらつきがあるので、測定値に標準偏差をつけることは必須である。残念ながら人形町での測定にはそれもない。被験者のスペクトルからバックグラウンドスペクトルの減算処理などすれば、仮に400チャンネル付近にピークが現れるとしてもばらつきが大きすぎて有意にならないはずだと私は思う。いったいどのように統計処理をしているのか、それこそが大切なことである。そのため、私は人形町の方からのご質問に答えて、もし測定値が誤っていないというのであれば、「これまでに得られたデータを責任のある人(測定器と解析プログラムを提供したウクライナの会社)に送り、バックグラウンドの減算などが正しく行われ、結果に自信があるかどうか聞いてください」と依頼しました。しかし、それへの回答は得られなかった。

私は人形町で測定を続けてきた人たちの意図をありがたく思っているし、彼らの足を引っ張りたくない。また、原子力推進派に対して圧倒的に弱い住民側の亀裂を深めることもしたくない。そのためには、人形町の方々自身から、これまでの測定について信頼性に欠けている旨の表明をすべきだと、私は彼らにたびたび伝えてきたが、残念ながら受け入れてもらえなかった。この文書を書かずに済むことを願っていたが、結果を聞かされて不安の中にいる方々がおり、私も複数の方からすでに問い合わせを受けた。不安の中にいる人をいつまでも放置することは正しくないと思うので、やむなく、私の見解をここに記す。



検査を受けるにしてもやはり場所を選ぶ必要があるようだ。


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